2500年前に設立した最古の兵法書、「孫子」-その普遍性によって現代もなお親しまれ、ビジネスを始めとする様々な局面で活用されている。
東京先物大学では「相場学の源流の礎」としい活用しよう。
とくに「戦う前に予測せよ」である。
その予測において勝算が多いようであれば勝てるし、勝算が少ないようであれば負ける。
東京先物大学では、「勝負は時の運」などではなく予想可能(仮説の戦略として)だから、論理的に考えるプロの根幹となる基本戦略を学習しよう。
この戦略は、随時、追加した内容になるので、反復して学習する。
まず売り銘柄・買い銘柄の選定にあたり、現在の為替トレンドが円安トレンドであるか円高トレンドであるかを確認する。
円安トレンドの折は買い銘柄の選定を優先とし、円高トレンドであれば売り銘柄の選定を優先する事となる。
為替は一国の力量を表すだけではなく、政治・経済・金融の全ての要素を含んでおり、株式においても商品においても無視できない第一義的な重要な要素である。
投資をしようとする銘柄が、現在、買いか売りかの判断は、東京先物大学の独自の波動論による5日移動平均と30日移動平均のゴールデンクロスか、デットクロスかの判断により波動の確認を取ると同時に週足にて中勢・大勢のトレンドを確認。
さらに一目均衡表により時間と日柄の認識をして総合的な分析に基づき買いか売りかを判断する。
大事なことは為替相場のトレンドと選定銘柄が一致することが前提となる。
すなわち買い銘柄の選定はトレンド・波動は買いを示し、いやでも円安が大きなプラス要因となり収益率はさらに増大する。
売り銘柄の選定はトレンド・波動は売りを示し、さらに円高がプラスαとして予期せぬ大きな収益をもたらす事となる。
大逆ザヤと大順ザヤの銘柄を選定する。
大逆ザヤの銘柄はその大逆ザヤが恒常的なものであれば期近に回れば次々にサヤ出世をし、仕込んだ折にサヤの分だけ収益を得た事に等しく、あとは時間の経過(納会ごとのサヤ出世)を待てば良い。
よって恒常的な大逆ザヤ銘柄の売りはタブー。
逆に大順ザヤの銘柄は、その大順ザヤが恒常的なものであれば期近に回れば次々とサヤスベリを起こす事となり、仕込んだ時点にてサヤの分だけ収益を得た事に等しく、あとは時間の経過(納会ごとのサヤスベリ)を待てば良い事となる。
すなわち買い銘柄選定の折は大逆ザヤの銘柄を選定、その銘柄がトレンド・波動が上昇波買いを示し、さらに為替は円安である事が大前提となる。
この折の買いは選定した銘柄の上昇収益のほかサヤ出世の収益さらには円安によるプラスαまでつくトリプル要素を兼ねそなえる事となる。
売り銘柄選定の折は上記の逆となる。
建玉をする以前に、投資資金枠を必ず決める事。
その資金の範囲内でいかなる相場の変動があろうとも、当初建てた資金枠内であらゆる作戦、そして様々な処理をその資金枠内で行う事。
したがって投資資金枠を守るためには、買いなら買い、売りなら売りの片建玉を投資資金枠の1/3を大前提とし、いかなるチャンスにおいても1/3を限度とする。
建玉の方法としては、最初は斥候玉、次に本玉、利乗せ、ツナギの順になりますが、あくまでこれは大相場、順張りを前提とします。
通常の戦法は、1/6の建玉を行い、さらに次の急所1/6、これにて2/6=1/3建玉とする。
投資はあくまで利益の追求である。
この利益の追求と安全性の追求の相反する二面性のバランスをいかに取るかにかかる。
すなわち投資資金枠を十二分の一または十分の一の設定では投資効率とバランスは極めて悪くなり、上記のような資金比率では思うような収益は達成できないばかりか、途上一回の失敗にていままでの収益を全て飛ばしかねない非効率的な投資となる。
投資である以上安全性はもとより当初の目的である収益率を忘れてはならない。
それには最初の斥候玉を兼ねた1/6前後が最適である。
さらに急所の折に残り1/6を仕掛け片建玉1/3が当建玉の戦略とする。
無駄な売買は慎まねばならないが、トレンドが常に継続しているとは限らず、途上どの銘柄にも比較的長期に渡り幅のあるレンジ相場や一段上げ・二段上げ終了の折の一時的下落相場、または本格的調整相場が出現する。
その折は建玉のリスク管理も兼ね種玉・資産玉を縮小するとともに他方波動に沿って時に逆張り、時に順張りの調整玉を併用し総合リスク管理をする。
投資方法にて逆張り・順張りにこだわるのではなく時に応じて使い分ける器量を持たねばならない。
チャートにおいては中勢・大勢に逆らわずトレンドに沿うことが重要である。そのおり逆行を狙うは不可。
損が出たあとは取引を縮小するのでは無く、休む事が先決である。大きく収益をあげた折も同様である。
損が出たあとは取引を縮小するのでは無く、休む事が先決である。大きく収益をあげた折も同様である。
手がける銘柄は自らの資金枠にて決定すべき事にて、限られた資金の中いたずらに銘柄を増やしてはならない。
よく銘柄を三つ四つ手がけリスクを分散するように云われているが、全ての銘柄が一度に損する事もあるのである。
注意散漫となり価格に振り回される事となる。
投資歴浅い折はせいぜい二銘柄にとどめるべきであろう。
ましてリスク分散のためと称し種々の銘柄へ手を出す事は逆にリスク増大の元となるので注意。むしろ銘柄の集中を計るべきであろう。
自分の得意なテクニカル分析法を最低三つ身につける事である。あれもこれもでは無く、また難解な手法では無く、投資の秘訣は解りやすく簡単明瞭にて総合的な分析・予測に役立つものを抜粋して身につけることである。
その銘柄の底値ゾーン・天井ゾーンを過去のデータより想定し、そのゾーンに到ったおり売買のシグナルを特に重視し見落とさない事。
従来のトレンドとは逆のトレンドの出現は間近い。
従来のヘッジファンドとともに新たに出現したインデックスファンドの相場における役割を区分重視する。
現在のインデックスファンドの思惑の中心は相場の急所間近にインデックスファンド自身の玉を大量に仕込み、腕力にて相場の急所を突破。対立玉を踏みまたは投げに持ち込み値幅を取る手法である。
要は内外ともゴールデンクロス直前またはデッドクロス直前またはその銘柄のサポートラインまたはレジスタンスライン、さらには大台乗せ寸前の折または大台を切る寸前の折等の波動急所に多く見られる。
また人気が著しく片寄った時もしかり。
自らの仕込み玉の急所分析とこのインデックスファンドの急所分析と一致する波動急所をあらかじめ想定しておくことである。
さらにこれらの波動急所直前に自らの斥候玉の仕込みは完了させておかねばならない。
ストップロスオーダーを安全策として組み込まねばならないようなリスク比率の高い折は無理をして建玉を仕込む必要は無く、リスク高ければ見送り休む事。見込み違いの折も同様である。
戦略15で示したように急所直前の玉を仕込むのであるから急所に到らない折はただちに手仕舞いするのが当たり前の事である。
ストップロスオーダーの損切りであるが、満玉とは異なり充分資金配分された玉に限りトレンドに変化が無い折は損切りよりむしろナンピンをかけること。
建玉と同時にトレンドとは逆に動く折はアヤ押し・アヤ戻しの一種であり、値幅を充分に取り団子の玉にならないように注意しながら次の急所にて一度ナンピンをかけるべし。
しなくてもよい相場の損はできるだけ回避するのが現在の投資手法にて、昨年大活躍したインデックスファンドもナンピンを極めて重視するばかりでなく、時には両建をも駆使する多様多彩の戦法を駆使していた事は記憶に新しい。
ストップロスオーダーのみがリスク回避の手法では無い。
選定銘柄の相場を総合的に観察し、現在の選定銘柄の相場がファンタメンタルズに基づいて動いているのか、チャート・テクニカルに基づいて動いているのか区分しなければならない。
インデックスファンド全盛の折、とくにファンタメンタルズの悪い銘柄ほど大相場になりやすい事を忘れてはならない。
ファンタメンタルズを重視するあまり売玉あとをたたず、その売玉を腕力にて随時踏ませつつ値位置を高場まで誘導し、最終的には総踏み火柱高まで持ち込む。
いわば理屈で勝って相場で負ける典型的な例であり、上記のように現在の相場がファンタメンタルズ重視かチャート・テクニカル重視かを見極めねばならない。
テクニカルファンドが手がけている銘柄はチャート・テクニカルが中心であり、細かすぎる分析あるいは一般的に知られていない特異な分析手法は大勢を誤らせる元となる。
ここでもトレンド重視なのである。
投資手法を限定してはならない。ひと昔前の相場手法ではナンピンを否定するものが多いが、現在ではナンピンはおろか両建すら有効かつ立派な戦法として実戦に多用されている。
ナンピンの折は、トレンド変化した折は建玉を決済する事を前提とし、値幅を取り団子の玉になるのを防ぎナンピン完了時建玉1/3以内であれば極めて有効な手法である。
両建は外し方を修得すればこれもまた極めて有効な手法に変化する。
投資手法はその折々に最も適切な投資手法を取り入れるべきであり、頭からナンピン・両建の否定は自らの投資手法を限定し、得られる収益も得られず、しなくてもよい損をする事となる。
ナンピンの急所はフィナボッチの値幅急所のおり仕掛けるのが有効である。
0.382の急所所、0.618の値幅急所重視。
これにより団子の玉を避ける事ができる。
ナンピン完了時にても充分な資力を残しておく事が肝要であり、上下のブレ大きい銘柄ほど有効となる。
建玉の布陣は一般的に理想とするピラミッドでも無く逆ピラミッドでも無い。
ダイヤモンド型すなわち二段上げの序曲に本玉を仕込む。
なお斥候玉は底値ゾーン乖離極限に拡大した折となる。
(下落相場はその逆)すなわちトレンドスタートを確認したのち本玉の仕込みとなり、理想を求めるピラミッドでは底割れとなったおり致命傷となる。
二度切りデッドクロス・二度切りゴールデンクロスを重視する。
直近の高値・安値が片寄った後だけに二度切りの波動はトレンドと成りやすく建玉に極めて有効である。
トレンドに移行した銘柄は斜線帯を重視。テクニカル内部要因に勝る。
あらゆる金言・格言のなかで最も大事な事は「天井売らず底買わず」の格言を守る事にある。
功を焦り見込み玉のみを増大させれば思わぬ怪我をする事になり、天井を売らずともまた底値を買おうとせずトレンドが決定するまでスタート(仕掛け)をしてはならない。
トレンドの値位置に留意すること。宗久三位伝でも示されているように、トレンドが買いになったからといってすでに値位置の高い銘柄に飛びつき買いをしてはならない。
またトレンドが売りになったからといって底値ゾーンにおける売玉は慎むべきである。
そのおりリスク極めて増大している割に利は乏しい。
取組の少ないマイナーな銘柄には手を出さない。
自らの玉で価格は変動し指し値をしても玉はなかなか入らず急所を逃す。
また利食いや建玉決済の折も苦労する事となる。
ヘッジは知性の表れであり、過熱した相場や行き過ぎの相場ではヘッジは必要不可欠。満玉による片張りにて相場師を気取っていると大足となり一度の失敗で致命傷となる。
天井ゾーン・底値ゾーンに到った折は特に大きく利の乗った建玉を縮小するとともにヘッジ玉を建てリスクを限定させながら利幅を伸ばすのである。
ヘッジ否定は自らの墓穴を掘る事となるので注意。
継続的なトレンドの日足実線は40度から45度の角度にて上昇。
途上押しを入れ無理のない上昇波を形成・継続するのが特徴であり、角度が変わるまでそのトレンドは継続することを示唆する。
トレンドの末期に上昇角度が鋭角となり、その折70度以上の角度にて大出来を伴った上昇はその日足実線が短線・長大線にかかわらず総踏みへ突入した事を示す。
(総投げの折はその逆となる)
以下、戦略100 は、東京先物大学の生徒が学習できます。
完